(字幕・朗読)
ブログ動画「永遠について」約8分
【題名】 永遠(とわ)について 【項目】 1.人間の物差し 2.永遠(とわ)の愛 3.永遠(とわ)に生きる 4.時と永遠(とわ) 5.時と死 6.時と宇宙 7.特殊相対性理論と永遠(とわ) 8.特殊相対性理論と人間 【本文】 1.人間の物差し 時はどのようなものだろうか 宇宙の時と地球上の人間の時には違いがある これまで人間は、太陽や月や星、自然などから時と呼んできた 朝が来て夜が来て、また朝が来る 情報も共有しやすいので、人間の都合のいい「時」を作っている 人間は自分達を基準に物差しを作る 例えばこれまで、道の無かった大地を人間の都合で道にした経緯がある また、これまでも、人間同士で植民地にしたり、奴隷にしたりしている 更には神について解釈し、人間にとって都合の良い神を作り上げ崇拝している そう言う意味では、人間は都合の良い様々な物差しを持っている 2.永遠(とわ)の愛 人間が勝手に定義したもので言えば、「永遠に愛する」という言葉もそうである 「永遠に愛する」と誓いを立てた本人は、いつかは亡くなる にもかかわらず、その愛は「永遠に」と言うのだから不思議である だが、この使い方は実は間違いでは無い 人間は、死んで母なる地球に還るモノと、そうでは無いモノがある そうでは無いモノが永遠の愛を誓うなら、理屈としては合っている 3.永遠(とわ)に生きる 人間は仮に、500年の寿命を授けられたとしたら、その500年後「それでも永遠に生きたい」と思うのだろうか 生まれて100年はとても幸せを感じる日となるが、その後の人生は、不幸を感じる日となると決められていたらどうだろうか 「それでも永遠に生きたい」と願うのだろうか 条件次第で、永遠を意味する願いも不確かなものになりやすい 人間は時を有限か無限か問うたりもするが、人間の言う「時」は、有限、無限では言い表せない要素を含んでいる 時に注目するのならば、人間が時の無い場所、あるいは、時を止める事が出来れば、永遠に生きる可能性は見いだせる だが、それをするよりは、細胞が変化しないようにストップさせる方が早い 4.時と永遠(とわ) 太陽の位置や空全体の雲の形が変わったとしても、変わらなかったとしても、過行く時とともに、空全体の色合いが変わったとしても、変わらなかったとしても、さらに言えば、太陽の位置が傾く事無く静止していたとしても、人間が時の中にいる事には変わらない 人間が生きている地球の空を見上げると、雲の形が流れるように変化し、太陽が傾き、やがて夜へと空全体の色合いが変わってゆく 空はそのように時の移り変わりを教えてくれるから、時はとどまる事無く形を変えてしまうものだと思ってしまうのかもしれない だから永遠について考える時に、青い空はいつまでも青い空であるようなイメージを持ち、雲はずっと流れ動くようなイメージを持つのかもしれない 5.時と死 死んだからと言って、生きた事が無かったことにはならない 永遠にその事実は残る それは例えば、1000年前の時代の生き物の事を人間が知らなかったとしても、この世に生きた事実は、時を変えて永遠に残る 人間の記憶に残らないだけであり、人間以外の記憶に残っていく だが、リアルタイムに残っていく事は無い そのようにして、形を変えて永遠に残る 要するに、永遠には変化するものと変化しないものがある 変化しても永遠と言えるのである 6.時と宇宙 時が存在したり、時が存在しない宇宙はある 永遠というものは、時に関係なくこれから先も続く事を言う それは、時が有っても永遠にあり続けることを意味しているが、時が存在しないからと言って永遠であるとは限らない事も意味している だが、宇宙をそのようにあえて分ける必要は無い 時が存在している宇宙には、時の影響を受ける宇宙や時の影響を受けない宇宙がある さらには、別の特徴を持つ宇宙も存在している =長文になる為、7・8項目は省略しています=
ご視聴ありがとうございました 作 :不思議な世界のなかま 朗読:ひこ星&しゅ星 ※(作:不思議な世界のなかま)と(朗読:ひこ星&しゅ星)は同義です